
アミノ酸が体にとって重要な理由は、私たちの体の血管や内臓、皮膚、筋肉などのもとになるタンパク質を構成しているのがアミノ酸だからです。食べ物を消化したり、呼吸したりできるのも、アミノ酸のおかげ。人間の生命活動を支えるためにとても大切な働きを担っているのです。
私たちの体の約20%はタンパク質といわれており、タンパク質はアミノ酸からできていますので体の約20%はアミノ酸。体重50kgの成人であれば、なんと10kgものアミノ酸で体が構成されているのです。
体内の多くのアミノ酸は、それらが長くつながったタンパク質という状態で体内に存在しています。しかし、そのようなタンパク質を構成するアミノ酸の中でも一部は一つ一つのアミノ酸というバラバラな状態で存在していることが知られています。それが遊離アミノ酸。これらの遊離アミノ酸は、細胞内や血中を巡って必要な時にすぐ働けるように準備しています。
シトルリンはそんな遊離アミノ酸の一つとして体内を巡っています。遊離の状態でしか存在していないアミノ酸としては、シトルリンの他にも、オルニチンやギャバなどが知られています。最近、これらのアミノ酸への注目が高まっており、様々な研究がなされ、多彩な機能が解明されてきています。
シトルリンの働きと効果―血管とNO(一酸化窒素)
*Koyama J, Horii I, Kawasaki K, Nakayama Y, Morikawa Y and Mitsui T.
Journal of Social Cosmetic Chemistry. 35:183-95,1984