
肌は、私たちのカラダに現れるさまざまな症状を映し出す鏡。今回は当研究会メンバー、東京女子医科大学 青山女性医療研究所 大木理香先生に、そんな肌に関するシトルリン効果の調査を行っていただきました。特に女性必見の驚くべき結果をご紹介します。
加齢などによる血行不良は、私たちのカラダにさまざまな影響をもたらします。もちろん、肌に対しても同様です。血液によって、必要な栄養素や酸素が十分に供給されなくなると、老廃物がたまったり、肌が乾燥して、水分不足から新陳代謝がさらに衰えるなど、肌トラブルの悪循環に陥りやすくなるものです。
シトルリンの効果には「血管を拡張し、血行を促進する作用」のほか、「LDLコレステロールの酸化を抑える作用」や「活性酸素を除去する作用」などが知られています。そこで今回の調査では、シトルリンを継続摂取することで、新陳代謝が活性化し、細胞の老化が抑制されることが期待されました。
30代〜40代の健康な男女のボランティアの方40名を2つのグループに分け、(1)1つのグループの方にはシトルリンを1日あたり800mg、(2)もう1つのグループの方には、プラセボ(体に影響を及ぼさない偽食)を、28日間摂取していただきました。
各グループのボランティアの方は、自分がどちらを摂取しているのかはわかりません。摂取開始前と摂取28日後に調査を行い、摂取開始前とくらべて下記の項目が改善しているのかを確認しました。
※なお、ボランティアの方には、この試験への参加にあたり、試験の趣旨や内容を十分に説明し、同意を頂いています。
※なお、食事内容やシトルリンの摂取時間帯などは、特に規定しませんでした。


実験の結果、シトルリン摂取期間の前後で、「体のだるさ」「慢性疲労」「日中の眠気」の体感指数が改善していました。さらに、「肩こり」「顔のむくみ」「アルコール摂取時のだるさ・むかつき」も軽減しました。
また、代表的な肌の悩みでもある、「毛穴」「しわ」「水分量」「弾力」の4項目を測定し、シトルリンを摂取したグループと、シトルリンを摂取しなかったグループで比較をしました。すると、すべての項目についてシトルリン摂取グループで、より良好な結果が得られました。


今回の調査では、シトルリンの「血管拡張、血行促進作用」のほか、複数の作用が総合的に働いた好結果となりました。特に肌トラブルに悩む女性にとっては、興味深い結果となったでしょう。今後はシトルリンと他の成分の、効果的な組み合わせなどについて、研究を進めてご紹介していきたいと思います。
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