
どうやら冷え性は、ストレスが大きく関係しているようです。ストレスと血流の関係とは? 現代人に急増するストレス性の冷え性「ストレス性冷え」をキーワードに、大阪大大学院医学系研究科保健学の石蔵文信准教授にその原因と対策方法をじっくりとお聞きしました。
現代人の「冷え」の大きな要因はストレスだった
動脈硬化性の血管が詰まるタイプよりも、ストレスで緊張状態が続き血管が細くなるタイプの「血流悪化」が日本人には多く見られます。ストレスこそ冷えの大きな要因です。特に最近増えている"男性の冷え性"のほとんどがストレス性のものといっても過言ではありません。女性は男性に比べ筋肉量も血流量も少ないためもともと冷えやすいのですが、ストレス性の冷えが加わって悪化しているケースも多いのです。

自律神経の乱れで「冷え」が起きる理由本来、私たちの体は日中には交感神経が働き緊張モードになり、夜は副交感神経が働いてリラックスモードに切り替わります。ところが、残業続きだったり家庭でリラックスできずにいると、交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)のバランスが崩れ、無駄にアクセルを踏み続けた状態に。その結果、血管が細く締まったままで血流が悪くなり、「冷え」てしまうのです。
こんな症状があれば、「ストレス性冷え」
「冷え」だけでなく、目がチカチカする、汗が出る、腰痛、胃酸過多、のどの渇き、便秘、のぼせ、睡眠障害など様々な不調も引き起こすのが「ストレス性冷え」の特徴です。

自分にかけている「内的ストレス」を取り除くことが第一歩
外からのストレスではなく、「こうでなくちゃ」「こうあるべき」と自分自身にストレスをかけるタイプが「ストレス性冷え」に陥りやすい。「こうあるべき」という思い込みを捨て去る努力をしましょう!


「気晴らし」で自律神経のバランスを調整
おしゃべりをしたり、カラオケなどで思いっきり声を出す。
また、時々、バッティングセンターでボールを打ったり、ボクシングでサンドバックを叩くなどハードなスポーツを行うのも有効。定期的に「気晴らし」することで自律神経のバランスが調整されます。


「冷え」を今一度見直しましょう このように「ストレス性冷え」の場合は、ストレスから開放され、自律神経がバランスを取り戻すことで血液のめぐりは良くなります。そのサポートとして、体を温めたり、運動をしたり、また血管拡張作用がある食品を摂ることも有効な手段だと思います。これを機に自分の「冷え」を見直してみませんか?
皆さん、冷えとストレスは切ってもきれない関係ということがわかりましたでしょうか。
冷えはストレス過多のサイン。血管拡張作用があるNO産生を促すシトルリンを摂って、冷えない食生活を心がけましょう。
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