
私たち現代人のカラダは、血行不良や疲れなど、いろいろなものをためがちです。その原因とされる、“めぐりの悪化”とは、一体どういうことなのでしょうか? そこで、当研究会メンバー、北里大学 小林義典教授に聞いてみました。
私たちのカラダをめぐる血液の働き
人間のカラダの水分量は、成人で体重の約65%、血液量は体重の約8%を占めています。体重が70キロの人であれば、水分が約45.5リットル、血液が約5.3リットル(血液の比重を約1.06として算出)。私たちの体内では、これだけの量の水分や血液が、複雑な流路で循環しているのです。
例えば血液では、安静時で毎分5リットルが、心臓から拍出されます。そして全身をめぐりながら、栄養や酸素、ホルモンなどを運んだり、体温調節や生体防御を行うなどして、カラダの恒常性維持をはかっています。
めぐりの悪化による、様々な症状とは?しかし現代では、この血液のめぐりが悪化しやすく、内臓機能の低下やむくみ、冷えなど、さまざまな不調の原因となっています。また、最近取り沙汰されている、メタボリックシンドロームとの関連も指摘されています。
原因は運動不足とストレス!
最近運動してますか?
めぐりを悪化させる原因の一つは、運動不足。運動すると交感神経が刺激され、心臓からの拍出量は、毎分約25リットルに増えます。そしてその大部分は、筋肉や皮膚の末梢血管に流れます。これは、運動による血液中の酸素分圧の低下や筋肉に生じた二酸化炭素や乳酸などによる血液のpHの低下が、周辺の末梢血管を拡張するなどして、血液を流れやすくするためです。血液はこのようにエネルギーを必要とする場所に流れるように制御されています。したがって反対に動かない生活では、血液はカラダの中心部に集まり、末梢の血流は低下しやすくなるでしょう。
ストレス貯めていませんか?
ストレスも悪化因子の一つ。運動と同様、ストレス時も交感神経が緊張しますが、筋肉運動を伴わないため、逆に末梢の血管は収縮して血流が悪くなるのです。
シトルリンでバランスをとりましょうこのように、運動不足でストレス過多な現代人は、血管が収縮に傾き、血液のめぐりが悪化しやすい状況にあるのです。 常に生活習慣を改善するよう心がけ、NO産生を促すことで、このアンバランスを解消することが大切です。また、シトルリンをうまく生活に取り入れ、バランスを保つという事もこれからの新しいライフスタイルになると思います。